アドセンス

2016年9月1日木曜日

日経ヴェリタス「米国株 熱狂なき高値」を読んで


今週も日経ヴェリタスを読みました。

記事もようやく夏休み明けして、本気モードに入った感じがします。世の中が動き始めたからでしょうか。

さて本題に。

気になったのは1面の「米国株 熱狂なき高値 世界のマネー 流入いつまで」(日経ヴェリタス第442号)です。

高値圏で推移している米国株に流入するのは、海外投資家の巨大な余剰マネーであり、中央銀行や年金、政府系ファンド等による買いの状況などについて紹介されている。

そのなかで、投資マネーを引き付ける源泉は米企業のイノベーションによるところが大きいとのこと。

確かにその通りだと思う。

米国と日本の時価総額トップ10を10年前と比較した場合、顔ぶれの変化の割合は米国の方が日本より迷うことなく大きいと思う。

伝統ある企業が良い悪いという話ではなく、創業して日の浅い企業がトッププレーヤーとして活躍している割合が高いことが新陳代謝の良さを物語っていると思う。

それだけ競争の激しい社会であることは間違いない。

10年前にグーグルやフェイスブック、アマゾン、ネットフリックスといったIT企業が台頭し、市場を席捲することを正確に予想することは困難だったと思う。スマートフォンがこれだけ普及することも想像しにくかったし、ましてはそれを利用したウーバーの配車サービスを想像することはできなかった(少なくとも凡人には)。

こうした企業が続々と生まれてくることが米国の強さであり米国企業や米国市場の魅力である。

企業が成長し株主価値が増大する長期的なイメージを持つことができるのが米国企業。

また、そのサービスが受け入れられると、一気に世界中に広まる。商売のフィールドは全世界であり、そのスケールも桁違い。

長期投資には米国企業を欠かすことができません。



投資は自己責任で。
応援よろしくお願いします。

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