アドセンス

2016年9月3日土曜日

8月の米雇用統計


8月の米雇用統計が発表された。

非農業部門の雇用者数:+151千人 7月の改定値:+275千人
失業率:4.9% 前月±0
平均時給:25.73ドル 前月比+0.1%、前年同月比+2.4%

雇用者数は市場予測の平均値180千人を下回り、前月の改定値275千人も下回った。失業率は横ばいで、平均時給もリーマンショック前の3%台には及ばない水準。

3か月平均の雇用者数は200千人を超えていることから、雇用状況は改善というより、横バイ推移といったところだと思う。はっきりしない数値につきFRBのイエレン議長も頭を抱えているかも。

FRBには雇用は完全雇用に近い状況のため、150千人程度でも十分との声もある模様。

総じて利上げしようと思えばできない状況ではないと思う。有事に際して利下げ余地を残したいのがFRBの考えだと思うので、やるなら早い方がいい気がする。12月なんて言っていると市場で何かが起きるかもしれないので、9月がいいんじゃないかと思う。

利上げすると新興国株が下落したり、ポートフォリオリバランスのため先進国株も売られるなどマーケットが荒れるので、もちろん株式投資家としては利上げして欲しくないですけど。

でもチャンスもあるか。



投資は自己責任で。
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