アドセンス
2016年11月29日火曜日
日経ヴェリタス「スロートレードが覆う世界」を読んで
今週も日経ヴェリタスを読みました。
気になった記事は「スロートレードが覆う世界」(日経ヴェリタス第455号)です。
記事によれば、スロートレードとは貿易の鈍化を指し、これまで世界の貿易量は世界のGDP成長率の概ね倍以上伸びていたが、今年は経済的なショックを除けば初めて2年連続世界の貿易量の伸びが経済成長率を下回るという。
これこそ世界的な低成長の表れなのかもしれない。中国の経済成長のペースが鈍化したことから、鉱物資源や原油など貿易量が減少することは避けられない。先進国経済も、米国を除き、元気がない状況につきモノの移動も減少する。
また、サービス業が経済に占める割合が増加していることから、相対的にモノの貿易量のウエイトは小さなものとなり、貿易量と経済成長率の関係もこれまでとは異なったものになるのかもしれない。
スロートレードが続くのか、何をもたらすかなどについては専門家の間でも意見が収束していないとのこと。記事のなかでも様々な見立てが紹介されている。
でも、経済は生き物であり、時々刻々と状況が変化することは間違いない。大きなうねりに注意を払いつつ投資していきたい。
投資は自己責任で。
応援よろしくお願いします。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿