アドセンス
2016年11月21日月曜日
日経ヴェリタス「自動運転、覇権争う3要素」を読んで
今週も日経ヴェリタスを読みました。
今週の注目記事は「自動運転、覇権争う3要素」です。
自動車メーカーが自動運転の技術開発にいそしむなか、自動運転に不可欠な「判断」「認知」「操作」の3要素にて様々な関連メーカーの台頭がみられるというもの。
一番の注目は車が障害物や対向車、車線などを認知し、どう対応するかの「判断」の部分。この分野をリードするのは最近急成長中の米エヌビディア(NVDA)。
アウディ、フォード、BMW、ダイムラーが同社のGPUを採用しているとのことで、採用しているメーカーの具体名が増加していると思う。もともとエヌビディアはゲーム向けのグラフィック処理に定評があるが、その技術とディープラーニングの組み合わせが自動運転と非常に相性がいいようだ。アウディなどから高い評価を得ていることが実装に繋がっている。
自動運転の頭脳となるコンピューターチップのメーカーは米インテルや蘭NXPセミコンダクターズ、日ルネサスエレクトロニクスなどがあげられるが、今一つ開発動向が伝えられてこない。これらのメーカーの巻き返しとなれば、エヌビディアのリードも一時的なものとなり株価の見直しにつながる。
「認知」の分野では、ソニーのCMOSセンサーやパイオニアのLIDARなど日本企業の存在感は大きいようだ。
向こう5年で自動運転車の割合は高まってくることは容易に想像できる。この変化の波に投資家としてどう対応するか考えていきたい。
投資は自己責任で。
応援よろしくお願いします。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿