NBAﾌｧｲﾅﾙ第4戦

ﾊﾞｽｹｯﾄﾎﾞｰﾙﾌｧﾝとしては6月は熱い季節です。米ﾌﾟﾛﾊﾞｽｹｯﾄﾎﾞｰﾙNBAﾌｧｲﾅﾙの季節だからです。

今年のｶｰﾄﾞは2連覇がかかる王者ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｽﾃｰﾄｳｫﾘｱｰｽﾞとｴｰｽﾚﾌﾞﾛﾝｼﾞｪｰﾑｽ擁するｸﾘｰﾌﾞﾗﾝﾄﾞｷｬﾊﾞﾘｱｰｽﾞの対戦です。

 第1、2戦はｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｽﾃｰﾄがﾎｰﾑのﾌｧﾝを見方につけ各試合とも大差をつけて2連勝。第3戦はｸﾘｰﾌﾞﾗﾝﾄﾞに移動し、今度はｸﾘｰﾌﾞﾗﾝﾄﾞが30点の差をつけて大勝。

ここまでｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｽﾃｰﾄ2勝1敗であり、ｸﾘｰﾌﾞﾗﾝﾄﾞが2勝2敗のﾀｲに持ち込めるかが注目された第4戦であった。

第4戦は第3戦までとは変わり接戦。第2Qまではｸﾘｰﾌﾞﾗﾝﾄﾞがﾘｰﾄﾞしていたが、第3Q以降、ｽﾌﾟﾗｯｼｭﾌﾞﾗｻﾞｰｽﾞ(ｶﾘｰとﾄﾝﾌﾟｿﾝ)の3ﾎﾟｲﾝﾄが決まりだし、最終的には108対97でｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｽﾃｰﾄが勝利。

ｸﾘｰﾌﾞﾗﾝﾄﾞは第3Q以降、ﾘﾊﾞｳﾝﾄﾞの競り負けやｽﾌﾟﾗｯｼｭﾌﾞﾗｻﾞｰｽﾞのｽｸﾘｰﾝﾌﾟﾚｰに対応できないなどﾃﾞｨﾌｪﾝｽが崩れ自滅した感があった。また、ｵﾌｪﾝｽはﾚﾌﾞﾛﾝｼﾞｪｰﾑｽのｱｲｿﾚｰｼｮﾝﾌﾟﾚｰ以外に安定した攻め手がなく苦しい試合を強いられていた。

ｸﾘｰﾌﾞﾗﾝﾄﾞが第5戦を勝利するには、ｵﾌｪﾝｽはともかく、ﾃﾞｨﾌｪﾝｽ面の課題を修正することが必須となる。ｽﾌﾟﾚｯｼｭﾌﾗｻﾞｰｽを外角であれだけ楽にﾌﾘｰにしたら勝ち目はない。

1勝3敗から優勝したﾁｰﾑは過去にはない。今年はｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｽﾃｰﾄがｼｰｽﾞﾝ最多勝利記録を更新した。ﾌｧｲﾅﾙの歴史も塗り替わる年になるかもしれない。

6月14日の第5戦に注目したい。



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