毎日暑い日が続きます。
そんな中、米IBMのワトソンが日本の白血病患者の回復に貢献したとの記事(日本経済新聞:H28年8月4日朝刊)を目にしました。
記事の内容は次の通りです。
患者は東京大医科学研究所に入院。これまで2種類の抗がん剤治療を半年続けるも回復が遅かったため、がんに関係する患者の遺伝子情報をワトソンに入力。ワトソンは別のタイプの白血病と診断し、異なる抗がん剤の使用を提案。女性の患者は数か月で退院し、現在は通院している。医療分野でのワトソン使用の一例であるが、今まさに新たな情報革命の時代を迎えているのだと改めて思いました。世の中が大きく変わろうとしており、これまでの競争力を規定しているルールが大きく変わろうとしているのだと思います。
助からないと思われていた病が治る病気となったり、不可能と思われてた新技術がAIの進化により実現するといったことが多く起きるのだと思います。
5年前にAIという言葉はあまり目にすることはありませんでしたが最近は連日のように新聞等で報道されています。2012年のIBMアニュアルレポートでもワトソンについては今年初めてリリースすると扱われている程度です。
IBMの業績は苦戦していますが、株価は160ドル台に戻り回復基調にあります。ワトソンの有効性や実用性が実績として現れてきており、クラウドなども含めて重点強化分野への取り組みが市場で評価されるようになったからでしょうか。
(YahooUSAより)
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