日経ビジネスの「緊急特集 退任撤回、アーム買収 孫正義「本音を話そう」」(2016.08.08・15合併号)を読みました。
別に定期購読をしているわけではないのですが孫社長の記事は気になるので購入しました。
また、孫社長はテレビに出演したりマスコミの取材を受けるケースが少ないのも購入に至った理由の一つです。日経ビジネスのみなさまお疲れさまでした。
アーム買収に至る経緯やニケシュアローラ氏退任の理由などこれまで会社説明会などでのコメントから一歩進んだ発言がみられます。
そのなかでIoT時代の盟主となるべくアームを活用し、いかにプラットフォームを構築するかに関して次の発言が印象的でした。
「OSはプラットフォームの一部にすぎない。さらにいくつかカギとなる重要な要素があって、それを僕はこれから10年かけて、徐々にそろえていきたいと思っている」(日経ビジネス2016.08.08・15合併号17ページ)既存事業とのシナジーがみえないという声に対し、シナジーはないとこれまで答えていた孫社長から、タイトル通り本音を少し聞けた部分だと思います。
いくつかのカギとはどういうものなのか、自前でその要素を満たすのか、更なる買収に打ってでるのか、興味はつきません。
アームのチップでデータを計測、ソフトバンクとスプリントのネットワークでデータ収集、IBMワトソンでデータ分析、ペッパーで家庭の個人にデータ還元。
こんな単純じゃないとは思いますが、どんな大きな絵を描いているのか気になります。
いずれにせよ、大量のデータを収集し、ディープラーニングによって学習するAIの進化によって、IoT時代はこれまでと異なる時代になるのは確かだと思います。
興味のある方はご一読を。
なお、私は日経ビジネスの利害関係人ではありません。念のため。
投資は自己責任で。
応援よろしくお願いします。
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