アドセンス

2016年8月1日月曜日

日経ヴェリタス「脱アップル依存 次の果実探る「黒子」」を読んで


毎日暑い日が続きます。

鰻でも食べて元気をつけたいところですが、お気に入りの店は少し離れたところにあるのでまだ行ってません。

前置きが長くなりましたが、今週も日経ヴェリタスを読みました。

1面は日銀の金融緩和に関する記事でしたが、目を留めたのは「脱アップル依存 次の果実探る「黒子」」の記事(日経ヴェリタス第438号)。
米アップルのiPhone累計販売台数が10億台を突破したものの、その販売は減速しつつある状況につき、iPhoneに部品を供給している日本の部品メーカーは医療や自動車などの他分野を開拓し、脱アップルを進めているというもの。
特に部品メーカーのなかで新たな収益源として期待が高いのが自動車の車載向け電子部品。運転席回りのモジュールやセンサー部品、自動運転の普及で需要が高まると予想されるパワーステアリング用のモーターなどで需要が見込まれる。
ソフトバンクがARM買収を決断したように、あらゆるものがインターネットに繋がるIoTの時代を迎えつつある。自動車であればインターネットに繋がったコネクテッドカーが走行状況やエンジンの状況などをメーカーに提供し、修理や部品交換等に利用する日がもうそこまできている。

iPhoneの販売減速の影響により新たな分野に活路を見出している面もあるが、IoTという時代変化に対する対応と理解するのが自然だと思う。これまでできなかったことが技術的な進歩により可能となるので生き残りのためにはそれに対応する新たな電子部品を開発する必要がある。

また、自社技術だけでは不十分となれば、M&Aにより時間と技術を買う必要性も出てくる。電子部品業界だけでなく、様々な分野で企業の新しい動きが出てくるものと思われる。

1日1日は同じように過ぎていくが、実は小さな変化が毎日起きており、これが積み重なって大きな変化として目の前に現れる。IoTも今日突然できるようになるわけではなく、インターネットの発明から始まり、通信技術や半導体の進化等が積み重なって新たな潮流となっている。

まさに「万物は流転する」です。ちょっと意味ちがうかも。

大きな時流を捉える大局的な目線が投資には不可欠であると思います。



投資は自己責任で。
応援よろしくお願いします。

2 件のコメント:

  1. 盛者必衰の理、ということで今日の優良企業も5年後10年後にはどうなっているかわかりませんよね。
    なので僕は個別株はほぼあきらめ、市場全体のインデックス投資にしました。

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    1. コメントありがとうございます。
      まさに一瞬先は闇ですね。最初はインデックスで投資してきたんですが、だんたん手持ち無沙汰を感じ、個別株投資を始めた経緯があります。逆ですかね。

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