アドセンス
2016年10月2日日曜日
日経ヴェリタス「ロボアド成長中 投資の相棒に」を読んで
今週も日経ヴェリタスを読みました。
「ロボアド成長中 投資の相棒に」(日経ヴェリタス第447号)の記事のように、コンピューターがポートフォリオを提案する「ロボアドバイザー」サービスが広がっている。
年齢や投資経験など10程度の質問に答えることにより、顧客にあったポートフォリオを提案してくれるという。また、運用会社に運用を任せるラップ運用に対して、手数料も低く、少額から始められるようだ。
自分は利用したことがないが、仕事が忙しいとか資産運用にあまり時間をかけたくないといった人には便利なサービスなのだと思う。色々考えても正しい答えのないテーマであるので、ある程度の納得感を与えつつ、手軽さを与えることのできるサービスが求められているといえる。
病気になれば医者の治療により状況は改善するが、資産運用の世界はどんなに優秀なポートフォリオマネージャーだって必ず勝つとは限らない。信託報酬や運用委託に伴う手数料を負担したとしても勝つどころか損失を生じさせる可能性もあるので、そういう意味では、金融機関側からすれば自らの存在を否定することにつながる効率的市場仮説に触れることなく、ロボットを利用して投資初心者など新たな顧客を効率的に取り込めるツールなのだと思う。特に最近ではスマホの利用に慣れた若い世代を顧客としてどう取り込むかが金融機関の課題となっている。まさにフィンテックの出番である。
資産運用の醍醐味は自らのポートフォリオ選定だと思うので、その部分を外出しにしても気にならないのであれば、ロボアドバイザーは便利なサービスだと思う。
でも僕は、含み損が大きく膨らんだ時に後悔したくないし、その時に自分で考えていないと精神的に耐えられないので、自分で銘柄の選択をしたいと思う。
僕にとって投資は趣味の一つでもあるので。
皆さんは、含み損が40%に達した時に、ロボットの指示だからと割り切れますか?
投資は自己責任で。
応援よろしくお願いします。
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