アドセンス
2016年10月15日土曜日
ソフトバンクグループ(9984)が投資ファンド設立
ソフトバンクグループが総額10兆円の投資ファンドをサウジアラビアのパブリックインベストメントファンドと設立することを発表した。
ソフトバンクグループは今後5年間で250億米ドル出資する予定であり、本ファンドは連結対象先となる予定。また、サウジアラビアのパブリックインベストメントファンドは今後5年間で450億米ドル出資し、その他の投資家も募り、総額10兆円のファンドとなる見通しとのこと。
アーム買収時に「必要なパーツは徐々に揃えていきたい」と孫社長は語っていたが、IoT時代のプラットフォームを作るための布石を着々と打っているといえる。まさに有言実行であり、爆速経営だと思う。
また、ファンド設立は、自ら借入金でM&Aするのみならず、サウジなど他の投資家の出資を募りレバレッジをかけることにより、IoT事業を一段と加速することができる。有利子負債の多いソフトバンクにとっては好ましい選択肢といえる。
本ファンドはテクノロジー分野の企業に投資することとしているが、投資銘柄が気になるところである。銘柄を追っていけば、孫社長が考えるプラットフォームのイメージが見えてくるものと思われる。
しかし、サウジアラビアを口説くとは流石孫社長。すごいの一言。世界中から投資の引き合いの多い同国の目は厳しいと思われるが、ソフトバンクの投資実績をみれば驚くことではないのかもしれない。当社の決算説明会でも言っている通り、アリババなどの投資が成功し、投資リターンは世界トップ水準の実績。
今後もソフトバンクが繰り出す一手から目を離すことができない。
投資は自己責任で。
応援よろしくお願いします。
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