アドセンス

2016年5月22日日曜日

インデックス投資


インデックスファンドとアクティブファンドの投資パフォーマンスを比較すると、インデックスファンドのパフォーマンスがアクティブファンドのそれを上回るとの結果を新聞、雑誌等で目にする。インデックス運用について簡単に考えてみようと思う。


市場は効率的でありアクティブ運用が長期的に勝ち続けるのは困難であること、販売手数料や信託報酬等のコストが割高であることから、それが長期的なアクティブ運用のパフォーマンスを低下させるとしている。

最近では、TOPIXやDow Jones Indexに連動するものや、世界全体の株価に連動するものなど、数多くのETFや投資信託が開発、組成され、投資対象となっている。

しかし、自らの経験から、インデックス運用は理屈のうえでは正しいと思うが、投資家として釈然としない部分がある。

まず、インデックス運用は退屈である。リバランスのタイミングや、積立運用する際には毎月定めた日ではなく月中の購入タイミングは相場観を反映させるべく任意とするなどのバリエーションをもたせている場合もあるようだが、銘柄選択など個別株投資の醍醐味が味わえない。

また、分散投資の観点からは正しいのかもしれないが、インデックス運用の投資銘柄をみた場合にあきらかに高い投資パフォーマンスを期待できない銘柄が含まれているケースがある。A社がピカピカの高成長企業だとした場合に、そこに成長性が見劣りするB社や市況の影響を大きく受けるC社を加える意味が、インデックス運用が指標に連動させる目的があるとしても、果たしてあるのだろうか。

最後に、利回りについても、これまでの経験上、配当や分配金を支払うと運用パフォーマンスが落ちるからか、その水準は高くないと思う。定期的な配当等が少ないと投資の達成感が減少する。

とはいえ、すべての資金を個別株投資にまわすのはリスクがあるため、一部資金をインデックス運用にあてている。でも、やはり、退屈である。



投資は自己責任で。
応援よろしくお願いします。

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