アドセンス

2016年7月16日土曜日

フランスでテロ発生、貧困化について考える。


フランス南部ニースで14日、トラックが民衆に突っ込むというテロが発生した。フランスでのテロは昨年1月の週刊誌本社襲撃、11月の劇場やレストランでの銃乱射や爆発が起きたパリ同時テロに続き3度目。

今般のテロの被害者には心よりご冥福を申し上げると共に、その背景にある貧困化について考えたい。

今般のテロは首謀者がフランス屈指のリゾート地で休暇を楽しむ人々にレンタルしたトラックで突っ込むというもので、爆弾や銃による襲撃などテロ実行にあたって組織的な関与が求められるこれまでのテロとは性格が異なる。事実、トラックに残された銃や手りゅう弾はニセモノであったことが報道されている。

これは日常生活等に不満を持ち、車を運転できる人間なら誰でも引き起こせるテロであり、パリ、ロンドン、ニューヨークといった主要都市だけでなく、テロとしてインパクトを与えるのであれば地方都市もテロの対象になりうることを意味する。また、主要都市のテロ対策でも膨大な負担であるのに、地方都市を含めてテロ防止に努めることは事実上不可能だと思う。

日本でも東京はもちろんのこと、札幌、横浜、大阪、京都、福岡などの都市でもテロ発生の可能性があることを意味する。国内だからといって安心はできない極めて物騒な世の中になってしまった。この夏に海外旅行行くのも危ないから自粛しようとなってしまう。

世の中の問題の多くは経済的な問題に起因していると思う。移民の問題も雇用が奪われ生活が不安定になる経済的な問題。失業問題も生活費を賄えないという経済的な問題。治安の問題も貧困という経済的な問題。

英国のEU離脱や米国の大統領選も経済的に豊かでない層の不満が噴出したものとも言われている。その不満はやはり失業や賃金低下、移民に職を奪われる、生活が豊かにならないといった経済的な問題だ。またこうした不満が積りに積り、過激な思想への転換し、遂にはテロ実行に繋がってしまう。

IT技術の発展に伴うグローバリゼーションの進化により世界はより結びつきを深めている。何かモノを作ることを考えた場合、人件費などの生産コストが最も低い場所で生産しないと世界的な競争に負けてしまう。

中国やインド、東南アジアなどがグローバリゼーションに取り込まれた結果、先進国では労働集約的な仕事はもちろんのこと人件費の安さが競争力に直結するような工場労働者の仕事が奪われたり、競争力維持のため世界同一賃金化が進んだ。

特に特別な技能が必要でなく、他国へ移転することのできる仕事は新興国に移転するか、そこと同一水準の賃金へと収斂する。これが高校卒業でも、地元の工場で真面目に働けば、家を買えて、家族で幸せに暮らせる古き良き時代の生活が過去のものとなりつつある理由だ。

賃金が下がったり、工場が移転したりといった目の前の事象は移民による影響や国内政治の問題ではなく、グローバル化という経済問題。世界のどこにいようともグローバル化の流れに逆らうのは困難。乱暴な言い方をすれば、新興国で中間層が生まれつつある一方、先進国の中間層が貧しくなっている。日本でも賃金が上昇しないと皆が悩んでいる。非常に残酷なようだがこれが現実だと思う。

私のような落ちこぼれサラリーマンの生活は危険だ。こんなことも考え、経済的独立を果たすべく、投資を始めた経緯がある。



投資は自己責任で。
応援よろしくお願いします。

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