アドセンス

2016年7月22日金曜日

ソフトバンクワールド2016夏 孫社長基調講演


ソフトバンクワールド2016夏が21日、22日開催されている。

今日(21日)、孫社長の基調講演があったのでインターネットライブ中継でみた。

情報化社会の方向性の観点から、18日月曜日に買収を発表したARMの買収理由について改めて説明がなされた。

これまで記者会見等をみてきたが、今日、特に印象に残ったのが、IoT時代に求められる人口知能にはディープラーニングが必要、ディープラーニングにはビックデータ分析が必要、そしてビックデータ分析にはデータを取り込み解析するコンピューターチップが不可欠であるということ。

  人工知能→ディープラーニング→ビックデータ→コンピューターチップ = ARM

そしてこのコンピュータチップ技術を有するのがまさしく今般買収を発表したARMであり、ARM無しにはIoT時代を思い描くことができないといった感じ。また、買収発表の記者会見後ARMを訪れ幹部達と意見交換した際には是非一緒にやろうと意気投合したとのこと。

既にアンドロイドのスマホには8個のARMのチップが使用されている。昨年のチップ出荷数が170億個、世界人口が70億人とすると、既に1人あたり約2個ARMのチップを使用していることになる。20年後には1兆個のチップをARMは提供しているというのが孫社長の見立て。

間もなく本格化するIoT時代ですべてのモノがインターネットに繋がることとなった場合、セキュリティも重要となる。ARMはチップ1個にそれぞれ別のセキュリティをかける特許技術を有しており、既にチップに組み込まれているとのこと。

また、コンピューターチップのOSも有する。

IoT時代はまさしくARMが中心になると確信しており、ソフトバンクのビジネスモデルも大きく転換するとの発言があった。

ソフトバンクのアニュアルリポートにあるニケシュアローラ前副社長のコメントを思い出した。
私はこれまで、非常に優秀なテクノロジー・イノベーターと仕事をしてきましたが、孫さんはビジネス・イノベーターです。孫さんはテクノロジーによって、どうビジネスの転機を創り出せるかを常に考えています(2015年アニュアルレポート)。 
今がそのタイミングなのかもしれない。



投資は自己責任で。
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