今日はスターバックス株についてみてみたいと思う。
スターバックスでコーヒーを飲む機会も多く前から気になっていたので少し調べてみました。
個人的にはカフェモカがシンプルで気に入っていますが余談はさておき本題に入りたいと思います。
皆さんご存知の通り、スターバックスは米シアトル発祥のコーヒーチェーン。
コーヒーを売るだけでなく、店内にソファーを置き、煩雑な日常生活から一歩離れた落ち着いた雰囲気を提供している企業として経営学の本などで取り上げられることも多い会社である。
当社は1985年設立で現在68か国でスターバックスを展開中。CEOは創業者のハワードシュルツ氏。
業績を見てみよう。
(2015年Annual Reportより)
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最初に気付いたのが売上高(Revenue)が前年比10%超で増加している成長企業であること。当社は1985年設立であり、日本進出からも随分時間が経っていることから、成熟期に入っているものと思っていたので少し驚いた。2015年度は同16.5%の増収である。
売上高利益率は14.4%(=Net Income 2,757百万ドル/Revenue19,163百万ドル)。ROEは49.7%、ROAは23.7%とブランド力を裏付けに収益性は高い。日本企業でなかなか見つからない水準だと思う。
EPSは増収とともに2011年度の0.81ドルから2015年度の1.82ドルと順調に増加。また、1株配当金も2011年度の0.28ドルから2015年度の0.68ドルへと増加。
また、自社株買いを含めた2015年度の総株主還元利回りは約2.7%。
(配当金928.6百万ドル+自社株買い1,436.1ドル)/時価総額(1,513百万株×@57ドル)=2.74%
(配当金928.6百万ドル+自社株買い1,436.1ドル)/時価総額(1,513百万株×@57ドル)=2.74%
現状、PERは30倍を超えていることから割高感を感じるが、上記表の通り、過去3年の設備投資(Capital expenditure)は10億ドルを超えている他、2016年度も10億ドル超の投資を継続する方針であることから、当面の成長を織り込めば、正当化される水準といえる。
2015年度の営業キャッシュフロー3,749百万ドル(Net cash provided by operating activities)に対して、株主還元2,364百万ドルを除いた分を設備投資額1,303百万ドルに充当していることから設備投資意欲の高さを感じる。
2015年度の営業キャッシュフロー3,749百万ドル(Net cash provided by operating activities)に対して、株主還元2,364百万ドルを除いた分を設備投資額1,303百万ドルに充当していることから設備投資意欲の高さを感じる。
(2016年2Q Quarterly Resultsより)
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上記の通り、2016年度2Qは対前年比増収、増益にて推移。新店舗も同+140店舗の350店舗出店。
成長パスをどの程度想定するのかが当社株に投資する際のポイントになると思われる。
投資は自己責任で。応援よろしくお願いします。
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