アドセンス
2017年1月23日月曜日
日経ヴェリタス「出遅れREIT 膠着の出口は」を読んで
今週も日経ヴェリタスを読みました。
気になった記事はフォーカス「出遅れREIT 膠着の出口は」(日経ヴェリタス第463号)です。
需給は引き締まっているが新規供給が多いことから賃料上昇も鈍いことなどが、REIT相場の停滞に繋がっているとのこと。
新規供給が18年度以降本格化することから賃料上昇が鈍いとのことであるが、既存ビルを取り壊すことによる供給面積の削減要因も織り込む必要があるかと思った。
しかし、REIT分配金利回りをみると、3%台半ば程度で推移していることから、市場は当面の成長を織り込んだ状態と解釈するのが自然な気がする。株価が上昇しているので、REIT相場も上昇すべきとはならないと思う。
記事にあるように銘柄選別が今後のポイントになると思う。着眼点がいくつか示されているが、そのうち「LTVが低く分配金が成長している銘柄」が、個人的にいいのではないかと思った。
当たりまえだが不動産は金額が張るので、REITが成長するにはレバレッジを高める必要があることから、LTVの比率が低い銘柄は成長の余地が比較的高いといえる。比較的としたのは、借金にはリスクが伴うからであり、借金さえすれば必ず成長するのであれば経営はいらないからだ。
しかし、投資口価格は当面の成長を織り込んでいることやマイナス金利以上の資金調達環境は考えにくいので、国内REITへの投資は慎重であるべきだと思う。
投資は自己責任で。
応援よろしくお願いします。
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