アドセンス

2016年9月11日日曜日

日経ヴェリタス「IoT 2020年の勝者」を読んで


せっかくの日曜日ですが関東地方はあいにくの雨です。

今週も日経ヴェリタスを読みました。

今週の巻頭特集は「IoT 2020年の勝者 市場離陸、うごめく巨大マネー」(日経ヴェリタス第444号)です。

世の中IoTに対する関心が高まっていることを感じる。記事によれば、「IoTに繋がる機器の数は2020年に世界で208億個、今後5年で世界で6兆ドルが投じられる」ことから、当然といえる。

個人的にはIoTの本格到来を意識したポジションを構築したいと思う。

といっても、センサー、コンデンサなどの電子部品、半導体、通信ネットワーク、データ保管、データ分析など注目すべき分野は数多くあり、投資銘柄選定は非常に悩ましい。これらの分野に関わる日本企業だけでも多く、海外企業も含めると非常に多くの銘柄を検討する必要がある。

また、どのように着目すべきかも悩ましい。航空機を考えた場合、GE製のエンジンであれば、GEは自前のソフト部隊を活用し、タービンなどに無数のセンサーをつけ、稼働状況、部品の交換時期などの管理を始めており、既にサービスとして提供している。自社製品のの付加価値としてサービスで稼ぎ始めている。

コマツの建機であれば、工事現場をドローンで撮影し、そのデータを建機に送ることにより、熟練者でなくても土地の造成工事などが可能になる。ドローンと建機がインターネットを介して繋がるIoTだ。

提供される製品やサービスに着目するか、タービンのセンサーや機器を繋ぐ通信手段など製品やサービスを構成する要素に注目すべきか。製品に着目するのであれば、新たな商品の提供という意味で多くの銘柄がIoT銘柄となる。また、構成要素に注目すれば、それぞれの企業がIoT銘柄となる。

そういう意味ではIoTによる勝者を見つけるという訳ではなく、IoTによる生産性向上が企業に求められるのであり、それに適応できない企業は淘汰されてしまう時代なのだと思う。だから多くの企業がIoTと叫んでいるのだと思う。

投資家としては上手く時流に乗れる適応力のあるIoT銘柄を見つけるのが肝要なのだと思う。いつの時代も競争力の濠が重要なのだろう。

う~ん、難しい。

でも、ビジネスプラットフオームを握るという意味が分かってきた気がする。



投資は自己責任で。
応援よろしくお願いします。

1 件のコメント:

  1. 新しい技術革新で世の中がどう変わっていくのか、その中で成長する企業はどれなのかって考えていると楽しいですよね。
    僕はインデックス投資家ですが、また個別株を買うたいみんぐがあれば真剣に考えて決めたいです。

    ところで、ビックマック大好きさんの名前が非常に気に入ってます、ていうかジワジワくるというか、やはりナイスネーミングですね。
    ちなみにオフ会とかはされますか?もしお暇があればどこかで一杯どうでしょう。
    なかにはオフ会はされない人もいるので無理にとは言いません。

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