アドセンス

2016年12月26日月曜日

ホンダ(7267)が米アルファベット(GOOG)と共同研究


ホンダ(7267)が米アルファベット(GOOG)傘下のWaymo社と完全自動運転技術に関する共同研究を実施する旨発表。

ホンダは共同研究を行うことにより、自ら従来より行っている自動運転技術研究に加え、完全自動運転の領域を広げるべく異なる技術アプローチを探求するとしている。

具体的にはWaymo社の自動運転技術であるセンサーやソフトウェア、車載コンピュータなどをホンダの提供する車両へ搭載し、共同で米国での公道実証実験を行うという。

ホンダとしては自前主義で全てを賄うのは困難につき外部との提携も必要に応じて行うことの現われであり、アルファベットとしては自ら完成車を製造する気はなく、頭脳であるソフトウェアの部分でプラットフォームを握るべく自動車メーカーと連携を図るねらい。

正に同床異夢の状態。

ホンダとしては公道実証実験のデータを積み上げる必要性を強く認識しているのかもしれない。カリフォルニアと埼玉の研究所で自動運転の研究をしているが、自前の研究では追いつかない何か大きな課題があり、共同実験で補う考えであるともいえる。

個人的には、トヨタ自動車など一部のトップメーカーは自前で自動運転車を製造できるが、体力に劣るメーカーはアルファベットなどからパッケージとしてシステムを導入する方向に向かっていると思う。

しかし、自宅や車のシェア、走行する他の車との連携などコネクテッドの部分が広がるにつれて、大きなプラットフォームを提供できるアルファベットのような企業が影響力を強めるようになるとも思う。

最近の車の進化は目覚ましい。



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