アドセンス

2016年12月18日日曜日

日経ヴェリタス「マネー大転換 米利上げで加速、見えた株価「2万」」を読んで


今週も日経ヴェリタスを読みました。

今週の巻頭特集は「マネー大転換 米利上げで加速、見えた株価「2万」」(日経ヴェリタス第458号)です。

本記事のみならず、最近の株高を取り扱った記事やニュースをよく見かける。

トランプ氏が大統領選に勝利して以降、相場環境が大きく変化し、株価が大きく上昇していることから仕方ないのかもしれないが、この1本調子の株価上昇にきな臭さを感じる。

トランプ次期大統領は現時点で何もしていない。株価は選挙戦におけるトランプ氏の発言や指名された政権メンバーの顔ぶれをみて、変化への期待を一方的に織り込んでいる状態。

次期大統領の政策を実行するには、議会の承認を得る必要がある他、財源を確保する必要があるが具体策はみえてこない。

本当に法人税率の引き下げができるのか、インフラ投資のための財源を確保できるのか、規制緩和を実行できるのか、実に不透明である。

実体経済に変化が無いなか、皆が株高を気にし始め、株式投資に参加する流れとなれば、バブルそのものだと思う。

もし、普段、株式投資をしていない人物が投資の話を始めたとしたら、売却のタイミングなのかもしれない。



投資は自己責任で。
応援よろしくお願いします。

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